トラフ貼付材(銅貼り材)とは、コンクリート製又はFRP製のトラフ(水路)に防藻処理として厚さ0.35t(0.35mm)の銅板を貼り付けするものです。
トラフ貼付工事は現地測量を行い、その計測寸法で工場加工(銅貼り材を折り曲げることの出来る工場でトラフ形状に折り曲げる)を行い、銅ピンアンカーを使用して現地で貼り付けていく工事です。
従って、特殊な工事・工場加工のため、専門業者以外では困難な工事となります。
銅コーティング板(銅箔貼り越流板)とは、FRPの越流板に銅箔をコーティングしたものです。
FRPの越流板は、厚さ4t(4mm)の物を使用し、銅はく(一般的に、70μm)をそのFRP越流板の両側に貼り付けます。
銅製の越流板と比較して、コストパフォーマンスが良いのが特長です。
(注意)越流堰板と越流板は呼称のみが異なる同一の物です。